山中市長になって初めての市議会が始まりました。
初日の本会議、市長による所信表明の中でカジノIR撤回がようやく宣言されました。
市民の圧倒的な世論により横浜カジノを押し返すことができた。
本当によかったと思います。
ただ…IR推進室解散はなぜ10月1日?
私は、できるだけ早く「推進室」を解散してIR事業を停止、透明性確保のため推進室とは別組織・メンバーで清算実務を行うことを山中市長への緊急要請で求めましたが、そのようにはならない模様。
それでも、失政を繰り返すことの無いよう、民意を無視してIRが推進された過程の記録を保全し今後の検証を可能にすることはぜひ必要です。
情報公開請求で「全部非開示」とされたIR関連の公文書も、
非開示理由としていた他都市との競争関係がなくなった訳ですから、
速やかにすべて公開して頂きたいと思います。
カジノIR撤回宣言の一方で、最も気がかりに思ったのは、平原副市長の存在です。
これまでカジノ推進を体現しカジノ事業者からの高額接待疑惑が報じられた平原副市長が、
相変わらず筆頭副市長として山中市長の隣に座り、さっそく右腕になっている様子が見られました。
高額接待疑惑について就任会見で問われ、「まずは本人から話しを聴く」とした山中市長。
どのような説明を受け、
それで納得をしたのか、
山中市長とは正反対のカジノ推進をしてきた筆頭副市長を留任させるのか、
市長は市民に説明する必要があります。
また、市議会で多数を占める自民党と公明党は、
今度の選挙により、これまでカジノIRを推進してきた自分たちも、市民からNOを突きつけられたことを謙虚に受け止め、姿勢を改めて頂きたいと思います。