井上さくら の トキタマ日記

横浜市会議員 井上さくら のブログです

2011-01-01から1年間の記事一覧

放射能汚染が疑われるガレキ処分、国が自治体に押し売り中

今、各地の自治体に、こんな3択問題が出され、今週中の回答を迫られています。その他、はありません。 このうちのどれかを選んで10月21日までに環境省へ出せ、公表はしないからという文書が今月7日に全国都道府県に出され、横浜市も神奈川県を通じてもらっ…

毒性の強いストロンチウム、横浜市が「公式」に検出を発表

先ほど、横浜市災害対策本部と放射線対策部が放射性のストロンチウムが横浜市内でみつかった事を公表しました。記者発表資料⇒こちらこの資料では、本日の対応として 「ストロンチウムの存在が確認されたことを受け、横浜市災害対策本部放射線対策部会議を開…

保育園のドングリ拾い等についての通知文

今日、ツイッターにこんな書き込みを頂きました。 「通知文が見られません。お手数ですがブログに画像アップしていただけますか。 息子の保育園では普通に公園に行きどんぐり拾い、松ぽっくり収集してます。」昨日「横浜市子ども青少年局」が出した保育園等…

横浜市、初めて【除染】指示〜実態として進む「安全宣言」の撤回

今日も横浜市の放射線対策関係の急な発表がありました。港北区の小学校と中学校で高い放射線が計測されたので「清掃を行ない、堆積物を撤去した」との事。これが発表された数値です。 (記者発表された資料全体はこちら。別に入手した学校長宛文書も含まれて…

横浜の町にころがっている「強制避難区域」ー0.59という市の基準がおおい隠すもの

道路の端にちょっとした砂や泥が溜まっているところ、よくありますよね。 ある方が、その上で空間線量を測ったら、0.4マイクロシーベルト/時と出たそうです。 横浜市が計測や除去の基準としている0.59よりは低いけれども、市が公表している大気中の放射線量…

横浜市が目指すべき「被ばく限度」についてー改めて、0.59は高すぎる

昨日のブログで書いた被ばく限度の計算について、コメントを頂きました。 横浜市がなぜ空間線量0.59マイクロシーベルト/hを対処の必要な基準値としているか、というのは、昨日書いた通り、 子ども達が学校にいる時間を「一日のうちの8時間×一年の内の210日…

またまたホットスポット「発見」ー高すぎる横浜の被ばく基準値の見直しを

連休を前にした夜になって、放射線対策部から記者発表資料が送られてきました。 港北区の小学校で高い放射線が計測されたので「清掃した」という内容です。大倉山にある大綱小学校で最大0.92マイクロシーベルト/時という、これまで横浜市が計測した中で最大…

放射能対策、後手後手のツケに追われる横浜市ー広報の根拠なき安全宣言の撤回/訂正を

「連休どころじゃありませんでした・・・・」 今日、控え室に来てもらい説明を聞いたある職員の一言です。 連休から今日にかけて、横浜市放射線対策部は大変慌ただしい動きをしていたのです。17日(土) 港北区で見つかった高い放射線スポット【マイクロス…

そこでは焼却灰が風に吹かれていた〜南本牧処分場、現地レポート

残暑と言うには余りに暑い!日差しの中、今日は南本牧最終処分場に実際行って見てきました。 おととい、市長への抗議文提出などを行なった方たちとご一緒です。 まずは、処分場事務所で施設の概要や処分方法、そして今回の「決定」から「凍結」までの事など…

下水汚泥の焼却灰、南本牧への海面埋立は「凍結」=声と行動は力になる

先週の9日金曜日に突然発表された「南本牧処分場へ、下水汚泥の放射性焼却灰を海面埋立」の問題、今日の市長会見で急きょ「凍結」されることになりました。昨日はこの埋立の発表に驚いた、なんと100人もの市民が市長室前につめかけ、抗議文を提出し、 そ…

全国初!放射性廃棄物を海面投棄する「南本牧処分場」への下水汚泥焼却灰処分、キケンがいっぱい。

9月9日、横浜市は中区にある南本牧廃棄物最終処分場に、放射性廃棄物を投棄する事を発表しました。 中身は、市内で最も高い放射能が検出されている下水汚泥の焼却灰です。南本牧の処分場とは、海水面を埋め立て、新たな「ふ頭」用地を作りだす処分場です。…

川崎市は公文書で横浜の【改良土】は国の放射能濃度基準を超えていると明記ー不使用を通知

ちょっと前に、お隣の川崎市に公文書の開示請求をしていた物が届きました。それは、 横浜市が製造中の放射能入り【改良土】の受け入れ停止に関する文書。前のブログにも書いたのですが、、、、 各地で高濃度のセシウムが検出されて問題になっている下水汚泥…

横浜市の広報「放射線特集号」こんなデマのせて全世帯配布?

横浜市では今週土曜に「広報よこはま」の放射線特集号を全世帯に配布すると言うのですが、 その中身を見て驚きました。学校給食で問題になった汚染牛に関しては、 「規制値を10倍超えてたとしても、、、数回食べたとしてほとんど問題ない」 食品汚染は「受…

放射線対策について、市長に質問しました。

今日から、2ヶ月にわたる秋の議会が始まりました。 9月中の補正予算などの通常審査に加え、昨年度の決算についての審査が10月いっぱい続きます。 今日はその初日。 市長提案の議案に対する質疑があり、私も市長に質問しました。何しろ持ち時間が少ないので…

「横浜市放射線対策部」は流通の仕組みに「裏切られた」被害者らしい・・・

放射能汚染されていた可能性の高い牛肉が、横浜の小学校127校の給食に出されていたとの発表が先週の金曜日。 それから初めてになる放射線対策部との話し合いを父母の皆さんを交えて今日行いました。継続して持っているこの話し合いの場。牛肉汚染が明らか…

公園や宅地造成にまで放射性物質入りの「改良土」

高濃度の放射性物質が検出され各地で問題になっている下水汚泥の焼却灰。 横浜でも、セメント原料としてのリサイクルが5月にストップして以来、約3ヶ月分1,300トンが貯蔵されたままになっています。 ただし、他と違うのは、これは全体の半分にすぎないとい…

学校給食による内部被曝の問題、公表資料からわかる横浜市の不見識

横浜市の学校給食に、放射能汚染の稲わらを与えられていた牛の肉が使われていた事が明らかになりました。 今年の4月から6月にかけて、のべ127校の小学校給食に使われ子どもたちの口に運ばれています。 子どもたちの被害をなんとか最小限にしたいと思っ…

横浜市記者発表資料

稲わらによるセシウム汚染牛の横浜市内の流通状況の記者発表資料を掲載します。 この42頭については学校給食には使用していなかった事、市立保育園では牛肉のメニューは無かった事などが報告されました。厚労省発表の42頭の個体識別番号も資料に入ってま…

結核感染者を検査せずに被災地に派遣していた横浜市

今日は所属する常任委員会(市民・文化観光・消防委員会)の会議がありました。中心議題は東日本大震災の対応の検証だったのですが、その他に重要な報告が。それが横浜市の危機管理室で起きている結核の集団感染。最初に感染が分かったのは今年の3月3日、危…

学校給食における牛肉の取扱について(通知)

横浜市教育委員会が、各校に宛てた「学校給食における牛肉の取り扱いについて」(通知)を掲載します。まだ対応を決めていない民間保育園、幼稚園にこれを参考文書としてで良いから配布するよう求めています。可能なところは父母の皆様からも、ぜひお話して…

子どもたちの放射線被に関する横浜市の回答書

6月15日に、鶴見区の保護者の皆さんが横浜市に提出した質問書に対する回答が、横浜市こども青少年局よりありましたので、取り急ぎ掲載したいと思います。ご意見・ご感想などお寄せください。 こ保運第1213号 平成23年7月8日 横浜市鶴見区在住 保護者御一同様…

プール実施における安全管理の徹底について(通知)

プール実施について、保護者の皆さんからたくさんの不安の声が寄せられております。この度、横浜市は、市立保育園や各認可保育所に対し、次のような文書を出しましたので、参考までに掲載いたします。保護者への回答書とあわせてお読みください。 こ保運第11…

林市長に要請書を提出しました。

昨日、林横浜市長宛に【子どもたちを放射線被ばくから守るための取り組みの要請】を提出しました。他でも実施している市としての放射線限度を定め、内部被ばくを含め、子どもたちの被ばくの総量を極力把握、抑制するよう求めています。 横浜市長林文子様 201…

横浜で起きている放射能モラルハザード

各地で問題となっている放射性物質を含んだ下水汚泥。通常、セメント原料などにして再利用されていますが、引き受け手である民間業者から拒否され、貯まるばっかりになっていると報道されています。横浜市でも同様のことが起きているのですが、実は一方で、…

7月1日(金)に議会報告会を開催いたします。

7月1日(金)、午後7時から9時まで、鶴見駅西口の西友6階の鶴見公会堂会議室におきまして、任期最初の議会報告会を開催いたします。問題が山積しておりますが、以下のテーマを中心に、提案と議論を深めていきたいと思いますので、よろしくご参加ください。【…

認可保育所の園庭における放射線量測定状況

昨13日、横浜市立保育園の放射線測定、6月に行なう園が発表されました。鶴見では潮田保育園と市場保育園。各区2園、小中学校と同じ園庭のみ5ヶ所を測定、結果はHPで公表です。 オリジナルは、こちらです。≫ http://www.city.yokohama.jp/me/kodomo/unei/s…

市内の放射線量の測定と公表について

さきほど、記者発表がありました。こちらからPDFでみれます≫ http://www.sakuraline.sakura.ne.jp/images/houshasen_kouhyou.pdf

給食食材及び、水道水の放射線不安への対応について−教育委員会の通知

5月31日、横浜市教育委員会は、給食や水道水への放射線不安に対し、以下の通知を出しました。 教健第841号 平成23年5月31日 給食実施校長 教育次長 福島原子力発電所事故に伴う給食食材及び、水道水の放射線不安への対応について(通知〉 標記のことについて…

学校のプールについて−横浜市教育委員会から学校長への文書

6月8日、横浜市教育委員会から、学校長に対し、以下の文書が出されました。 教指企976号 平成23年6月8日 学校長 健康教育課長 指導企画課長プール清掃などに伴う放射線不安への対応について これまでに横浜市内及び周辺地域で観測されている放射線量は微量で…

「市内の放射線量の測定について」−横浜市が記者会見で発表

6月1日、林横浜市長は、市内の放射線量の測定について記者発表しました。以下は、その内容です。 市内の放射線量の測定について市内の放射線量については、これまでも大気や水道水について計測し公表しており、測定結果も問題ありません。また、食材について…